Winny逮捕事件

逮捕関連の報道も今日に入って一段落したかんじです。
コメント欄の方で

# sarasawinny に関しての出版社の幇助に触れてみました(^_^;)。できれば感想をお願いします。<(_ _)>』

というコメントを頂いたので、感想というか私見というか戯れ言をば少々。

■ またまた winny の件・・・(更紗のイチゴ畑日記)
まともに法文解釈もできない人間の素人考えではあるものの出版社にも著作権法違反幇助が適用されて然るべきという考えは当初から変わっておりません(あくまでWinny作者に著作権法違反幇助が適用されるならば、雑誌自体が露骨に違法行為を煽っていたという大前提のもとにですが)
今回の一連の流れの中で、一解説サイトの運営者が家宅捜索を受けたという事実はWinny作者逮捕以上の暴挙ではないかと思う。解説サイトを見て回った限りでは違法行為を煽る程度を見てみればネトランを始めとする各雑誌のがよほど悪質じゃないだろうか?。たかだが一解説サイトにそこまで強引な姿勢を見せるのは何故?
一個人が家宅捜索を受けることとソフトバンク、宝島などの出版社が家宅捜索を受けることによって受けるダメージはどちらが重いか?と考えたとき、立件されなくとも一個人が受けるダメージは実質処罰を受けたのと同等ではないだろうか。みんながみんなひろゆきではないのだ。警察としてはこれで立件しようなどというつもりはなく、ある種の見せしめとしての家宅捜索だったのではないかと思う。しかしこれを濫用されたら?と考えると少々背筋が寒くなる。例えばネット上にダイナマイトの作り方が書いてあって(明確にダイナマイトの作り方と書かずにぼかして書いたような場合でのお話って言う方がいいか)それを使って事件を起こしてしまったというようなネット上のコンテンツに関わった事件があればそのサイトの運営者を家宅捜索できるというような前例を今回作ってしまったのではないだろうか?もしかしたら警察にはWinny摘発と同時にこういう前例を作ってしまおうという意図があったのだろうか・・・やっぱ戯れ言か
幇助云々というところからはだいぶ話が逸れてしまいました。

つまり、出版社に幇助する意思(意図)があったか?が立証されなければなりましぇん。
それと正犯の実行行為を容易したという証拠も必要です。

ツールや場所(サイト)、その他の情報など・・・

幇助行為により、正犯の実行行為が容易になったことの間に因果関係が存在しないといけないんです。

ということは、今回の正犯(11月に逮捕された2人)が違法行為を行った際に解説サイトなり、雑誌なりを参考にした事実があったことが必要なんですかね。

Winny本体は本人にどれくらい戦う意志があるのかもわからないし、供述内容に関しても警察発表のマスコミ垂れ流し程度の情報しかないので正直判断はつかないです。
うむ、まとまってないな・・・